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プクっと一句 〜ドラクエ10 俳句ブログ〜

アストルティアの風景と共に大好きな俳句を紹介します


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今週のピラミッド(3/19〜)
アンク2層/ブローチ1層


かの鷹に風と名づけて飼ひ殺す

かの鷹に風と名づけて飼ひ殺す 正木ゆう子

凍星を組みたる神の遊びかな

凍星を組みたる神の遊びかな 須佐薫子

樹氷林あゆみて過去へゆくごとし

樹氷林あゆみて過去へゆくごとし 奥坂まや

とつぷりと後ろ暮れゐし焚火かな

とつぷりと後ろ暮れゐし焚火かな 松本たかし

裸木となる太陽と話すため

裸木となる太陽と話すため 高野ムツオ

櫂あらば冬青空へ漕ぎ出でむ

櫂あらば冬青空へ漕ぎ出でむ 嶋田麻紀

姫の死の前に子は寝て暖炉の火

姫の死の前に子は寝て暖炉の火 高柳克弘

手が冷た頰に当てれば頰冷た

手が冷た頰に当てれば頰冷た 波多野爽波

しぐるるや駅に西口東口

しぐるるや駅に西口東口 安住敦

冬草や夢みるために世を去らむ

冬草や夢みるために世を去らむ 大木あまり

遠山に日の当りたる枯野かな

遠山に日の当りたる枯野かな 高浜虚子

掃かれゆく落葉の中に石の音

掃かれゆく落葉の中に石の音 上野章子

水中の落葉に落葉加はれる

水中の落葉に落葉加はれる 松尾隆信

朱よりもはげしき黄あり冬紅葉

朱よりもはげしき黄あり冬紅葉 井沢正江

旅人と我が名呼ばれん初時雨

旅人と我が名呼ばれん初時雨 松尾芭蕉

浮かびくる如く石あり冬の水

浮かびくる如く石あり冬の水 山西雅子

十一月枯れゆくは華咲くごとく

十一月枯れゆくは華咲くごとく 平井照敏

生きるの大好き冬のはじめが春に似て

生きるの大好き冬のはじめが春に似て 池田澄子

塔一つ灯りて遠し冬の霧

塔一つ灯りて遠し冬の霧 藺草慶子

革靴の光の揃ふ今朝の冬

革靴の光の揃ふ今朝の冬 津川絵理子

冬近し黒く重なる鯉の水

冬近し黒く重なる鯉の水 桂信子

よべ星と語りし秋を惜み発つ

よべ星と語りし秋を惜み発つ 稲畑汀子

行秋の樹に寄れば樹も孤独かな

行秋の樹に寄れば樹も孤独かな 小松崎爽青

帰るのはそこ晩秋の大きな木

帰るのはそこ晩秋の大きな木 坪内稔典

この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉

この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 三橋鷹女

秋の雲立志伝みな家を捨つ

秋の雲立志伝みな家を捨つ 上田五千石

佇めば身にしむ水のひかりかな

佇めば身にしむ水のひかりかな 久保田万太郎

恋ともちがふ紅葉の岸をともにして

恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴子

よろこべばしきりに落つる木の実かな

よろこべばしきりに落つる木の実かな 富安風生

足もとはもうまつくらや秋の暮

足もとはもうまつくらや秋の暮 草間時彦

遠方とは馬のすべてでありにけり

遠方とは馬のすべてでありにけり 阿部完市

冷ややかに海を薄めるまで降るか

冷ややかに海を薄めるまで降るか 櫂未知子

祀ることなくて澄みけり十三夜

祀ることなくて澄みけり十三夜 川崎展宏

鹿の眼のわれより遠きものを見る

鹿の眼のわれより遠きものを見る 高木石子

手に拾ふまでの紅葉の美しき

手に拾ふまでの紅葉の美しき 和田順子

彼の世より光りをひいて天の川

彼の世より光りをひいて天の川 石原八束

生涯に一つの秘密レモンの黄

生涯に一つの秘密レモンの黄 木下夕爾

わが行けばうしろ閉ぢゆく薄原

わが行けばうしろ閉ぢゆく薄原 正木ゆう子

寂しいと言い私を蔦にせよ

寂しいと言い私を蔦にせよ 神野紗希

コスモスのまだ触れ合はぬ花の数

コスモスのまだ触れ合はぬ花の数 石田勝彦

去るものは去りまた充ちて秋の空

去るものは去りまた充ちて秋の空 飯田龍太

毒茸のおろかなるまで育ちおり

毒茸のおろかなるまで育ちおり 浅沼眞規子

渡り鳥みるみるわれの小さくなり

渡り鳥みるみるわれの小さくなり 上田五千石

恋人を待たせて拾ふ木の実かな

恋人を待たせて拾ふ木の実かな 黛まどか

畳から秋の草へと続く家

畳から秋の草へと続く家 鴇田智哉

十六夜といふ名を持ちて月昇る

十六夜といふ名を持ちて月昇る 星野立子

月光の象番にならぬかといふ

月光の象番にならぬかといふ 飯島晴子

藻をくぐつて月下の魚となりにけり

藻をくぐつて月下の魚となりにけり 長谷川かな女

山霧の梢に透ける朝日かな

山霧の梢に透ける朝日かな 黒柳召波

釣瓶落しといへど光芒しづかなり

釣瓶落しといへど光芒しづかなり 水原秋櫻子